下町情緒

腹がへって近所のラーメン屋にいくも準備中であえなく断念、そのままふらふら歩いて商店街の奥地、住宅街の入り口あたりで和菓子屋を発見、ちいさな窓の奥で耳のとおそうなおばあさんがたいやきを焼いているので食べてみると昔ながらのパサパサたいやきで、種類もクリームがどうとかがいっさい無くアンコのみなのが好感触、こいつをもぐもぐとやりながら谷中まで歩き、なじみの古書屋をのぞいて(今回は何も買わず)から再び商店街に潜り込むと、以前から気になっていたうどん屋に入ってみる。
ここには大きな声で世間話をするおばさんがいて、なんだか家族的な店なんだろうなと踏んでいたが、肝心のうどんはあまりおいしくもなく量ばかりが腹を責め立てた。家族的はまあそうなんだろうが出す料理まで「家族相手」レベルで良いわけではない。ツユがだしつゆでいわゆる関西風なんだろうが、東京モンが無理して作ってる感じで、それだったらもっと美味しいところあるだろうなというところでハズレ。

さらに根津と池之端近辺の古書屋をのぞくも特に収穫は無し、池をめぐって上野に至る。
とくに見るものも無いが、ヨドバシで携帯やら電気製品やらを見て、いったん駅に入り、最近できた駅内の本屋を見て、夕飯の弁当でも買おうかと思ったが、「登亭」のうなぎ弁当が食べたくなって、更に御徒町まで歩く。JRに乗る直前、久しぶりに「舟和」のいもようかんを食べるのもいいかなと4切れ購入。

帰ってDVDの『ミトン』を返して、飯を食いながらTVの『ダイハード2』をつけっぱなしにしていたが「うおー」とか「ぎゃー」ばかりで、画面を見ていないとわけのわからん映画だった。

なんだか珍しく普通の日記を書いているようだが、新しいキーボードとOSXの変換システムに慣れるためにわざとだらだら書いているわけで、iBookのキーボードは評判がいいらしいが、こりゃあ確かに打ちやすい感触だ。駄文ばかりならべて失礼つかまつる。