2004-01-01から1年間の記事一覧

縄文土器

縄文土器[2004年11月21日(日)] 錬金術の格言に『陶工のわざは乾燥と湿気のもとに成りて、これぞ汝を導くものなり』というのがあって、「アタランテ遁走曲」では以下のエピグラムが付いている。 見よ 速やかなる旋盤の上 器へと 如何に陶工 かたちを成すか 轆…

不足

そうだな、あきらかに何か不足している。◆中学生らにイラク邦人殺害の画像出回る イラクで人質となった香田証生さんが殺された様子の写真や動画が携帯電話の電子メールに添付され、県南地方の中学生の間でやり取りされていることが分かった。このため東村教…

最後の一滴

ノッキングしているようじゃヤッパリ燃費はよくない。 1本で4回ぶんくらい、ずいぶん燃費はよくなりました…しかし…満タン14リッター入れて1400円くらいかな? いま結構ガソリン高いからなあ、なんていっても車よりゃあズイブン。で、イマイチ具合のよく無…

迷惑の博覧会

面倒で放っておいた「迷惑フォルダ」がついに70件を超えた。いつからほっといたか忘れてるから、多いか少ないか分からないけど、3ヶ月ぐらいかな…けっこう長い。少ない方かな。久しぶりに開いてみると、これが意外に面白い。手を替え品を変え、いろいろアタ…

大友克洋

安い藁半紙のような『アキラ』の単行本が姿を消してから、いろんなものに手を出すようになった。 とくに『童夢』はこれ以上の超能力の描写を探すのはむずかしいだろう。 もちろん『アキラ』にも「アニメ化の必要があるのか」という議論(古いなあ!)があっ…

煙草

パッケージが変わって、明らかに中味も変わった。 どう考えてもフィルターがショボイ造りになってて、時代に逆行した不健康仕様になっている。デザインがオッサンくさいなんてのはまあドウデモイイ、かれこれ10年以上は銘柄を変えず、他のタバコだと気持ち悪…

樹木から動物

あまりに無垢な奔放な想像力、そうせざるをえなかったものへの感動が、どうやら歳を経るごとに強くなっていく気がする。反面そうでないもの、恣意的で意図的なネライにみちたものに敏感になって偏屈になってきているようだ。善良な仮面を被りながら背中で逆…

安岡力也

食事のタイミングを失えば、タチグイ蕎麦で黙々と食べることも辞さない。 よく寄るタチグイは《安岡力也》似のコワモテのおじさんがいて、注文以外は 「ごちそうさん」「どもまいど」 のクール&ドライな言葉しか交わしたことがない。・・・なかった。 今日…

免許停止

道路交通法の改正で、携帯電話に減点と罰金が指定されたようだ。 おそい。あまりにもそれは遅いだろう。そして甘すぎる。 だいたい、信号が変わって動かないトラックなんぞほとんどが、横を通り抜けてゆくときにちらりと見れば、予想どおり携帯電話。最近は…

神田古本市

もう何年ぶりだろう、久しぶりに行って参りました。 近年あんまり元気がない出版事情もあるでしょうけれど、神田の古本市ってのは、いつ行っても代わり映えのない「古すぎる」本がならんでて、ナニかありそうな・・・という予感のもとに群集をかきわけカキワ…

高野文子『黄色い本』

なんとはなしに手に取って読みなおした。 なんでもない日常の中に活きづいている、読書家の内面のダイナミズム。どっぷりと小説を読み込むことが少なくて、今はもう、いつもなんかの資料みたいにしか読書できない自分だが、かつては登場人物たちと同じ時間に…

券売機

どうもウマク小銭が落ちてくれない券売機が多いような気がする。「投入金ガ不足シテ居リマス・・・」おかしいなあ、俺がいれたのは50円玉だったか? いやいや・・・。 しょうがねーので500円玉を追加すると、「投入金ガ多スギマス・・・」えーと、君はさ、機…

『幻のロシア絵本』他

八重洲ブックセンターで久々の新刊チェックに。 いつも古本ばかり漁ってると、出版事情がわからなくなってしまうものでイケナイや。 いつもどおり1Fに入るとトリアエズSFだの幻想文学の棚、次いで世界文学の新刊をチェックするのだが、例の「英国魔法少年モ…

錬金術が化学のあやまった前形態だったり、創造にせまる不埒な欲望だったりするのは、おそらく顕微鏡にむかう視線が「上から下へ」という神の視線にあらわれているんじゃないでしょうか。ふるくさいテーマで恐縮ですが、これは現代の科学万能主義への批判に…

金回り

仕事を終えて終電に走り、いっそいで切符を買おうと財布を開くと・・・ 187円 しかない。 どうしよう、どっかで金つくって戻っても電車いっちゃうじゃん。こんなにもま〜ったく財布の中身に無頓着だった1日もめずらしい。なにでそんなに忙しかったんだ?…

『綺想の帝国』他

■トマス・D・カウフマン『綺想の帝国』工作舎 古本屋にて安価に。ひところ平凡社とか青土社、リブロポートなんかで躍起になって出版されていた魔術・ルネサンスがらみの一冊ですね。いまさらルドルフ2世とかアルチンボルドがどうとかいうのもコッパズカシイ…

諸星大二郎『海神記』

諸星大二郎『海神記(全3巻)』 シオリとシミコが諸星漫画にしては軽かったので、これはずっしり重厚感がよかった。 海人(あま)としての古代日本人はしっかり語られることが少ないし資料もすくない。作者自身もあとがきでそういうことをたくさん書いてい…

サイトのリニューアル用ファイルを作成中・・・。旧コンテンツ『メリケン』や『マシーネン』は、 削除しちゃうのもナンカもったいないので、ダイジェスト版に。んで今日はどうにか本丸の『へるめちか』にメスをいれることができた。レイアウト中に空いちゃっ…