2006-12-17から1日間の記事一覧

ヤン・シュワンクマイエル『闇・光・闇』(1967〜1989短編集から)

ギィィィ・・バタン。クチャゥクチャッ・・バキッ、ビシッ・・っとすてきな音をたてて小部屋の中で人体パーツが動きまくる物質的感覚に充ちた恍惚の短篇。ひじょうにビターな風刺を突き付けてくるオチもまた最高。

フリッツ・ラング『死滅の谷』『M』『スカーレット・ストリート』

メトロポリス以降に関心がうろつき始めたドイツ表現主義とかその周辺それ以降、いやあ色々と観たいなあと思っていたがGoogleVideoに結構入っている。だいぶ昔に上映会なんかをやって何度もみているはずなんだが、当時はなんら理解できるところが無くそれでい…

パヴル・ヴェゲナー『巨人ゴーレム』1920 ドイツ 91分

ローベルト・ヴィーネ『カリガリ博士』1920 ドイツ 71分

ルネ・ラルー『ファンタスティック・プラネット』1973 フランス/チェコ 73分

手元にある短編集DVDがなんとも気に入っていて、不思議な味わいのある切紙アニメの手法を用いて巨大カタツムリに蹂躙される街を描いた『かたつむり』とか、マルグリット・ユルスナールの『東方綺譚』に入っている「ワン・フォは如何にして助けられたか」をア…